メルのび旅ノート

旅の計画、準備、紀行などを書き記していくブログです

2024年9月1日 天津初日!周恩来鄧穎超紀念館、狗不理、夜市を巡る旅【1日目】

今週のお題「夏の思い出」
前編:2024年9月1日 日本出国と中国入国【1日目】 - メルのび旅ノート

天津浜海空港からは地下鉄を利用して、ホテルの最寄り駅(体育中心駅)まで移動する。チェックイン時間前であるが、先に手荷物を預けることにした。

地下鉄

駅に入ると、中国らしさを感じる政治的なスローガンが視界に飛び込んできた。

「中国の特色ある社会主義制度を堅持し充実させ、国家統治体系と統治能力の現代化を推進する」

日本の駅ではほぼすべて撤去されたゴミ箱であるが、中国ではまだ健在である。
中国の駅では空港と同様に、X線による手荷物検査や金属探知機による身体検査を行うため、駅構内に危険物を捨てられるリスクが低いのだろう。水が入ったペットボトルを持ち込んだ際にはハンドヘルド型の液体スキャナーで検査していた。

薄暗い照明に照らされた地下鉄車内。地下鉄に限ったことではなく、すべての場所において日本よりも明るさが一段階低く感じる。

体育中心駅に到着した。2008年の北京オリンピックで使われた天津オリンピックセンタースタジアムの最寄り駅でもある。


天津オリンピックセンタースタジアム

天津オリンピックセンタースタジアムは、日本の佐藤総合計画が設計を手掛けている。蛇足であるが、私の地元にあるエコパも佐藤総合計画が設計したものだ。こんなところで共通点を見つけるとは思わなかった。

消火栓の上に置かれたカップ麺を目撃した。外で食べて捨てたのだろうか。

周恩来鄧穎超紀念館

駅構内でも周恩来に関する写真や説明が多く見受けられた。

周鄧紀念館駅

WeChatのミニプログラムから事前予約が可能だが、中国の携帯電話番号が必要となる。私は直接チケットカウンターに行き、パスポートを提示した。入館料は無料。

周恩来と妻の鄧穎超
周恩来が実際に使っていたブリーフケース
エジプトのナセル大統領が周恩来に寄贈したテレビ
日中共同声明(日中国交正常化)

歴史的資料や物品をまじまじと観覧することができた。

狗不理

天津名物の肉まんを食べに、狗不理に行った。

肉まん、レバーの黒酢ニンニク炒め
スイカジュース、サンザシスティック

肉まん8個で満腹になってしまったので、残りは持ち帰ってホテルの部屋で食べることにした。

ホテル(海友酒店)

体育中心駅から15分、彩虹花園バス停と隣接するこぢんまりとした格安ビジネスホテル。室内はとても綺麗で、清潔感のある雰囲気。
チェックイン時に中国の電話番号を要求されたが、日本の電話番号しかないことを伝えると電話番号なしでチェックインができた。

狗不理で食べきれなかった料理(レバーの黒酢ニンニク炒め)を夕食にした。

ホテルの共用部にある自動販売機はWeChatの信用スコアの条件を満たしておらず、購入できなかった。現金による支払いもできない。フロントに聞いたところ、近くのスーパーを案内された。

凌奥夜市

中華圏や東南アジアの魅力の1つ・夜市(ナイトマーケット)にも行ってきた。

湖南省の郷土料理である長沙臭豆腐もあった。今回は食後のデザートを求めに来たので注文しなかったが、次の機会に食べてみたい。

イチゴ味

名前のとおり、綿雪のように柔らかい台湾風かき氷。後からシロップをかける日本のかき氷と異なり、フレーバー付きの氷を削って作られている。